シンガポール Singapore
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シンガプラ Singapura
シンガポールが初めて言及されたのは、1365年、トゥマセ/Temasek(Sea Town)という名前である。
シンガポールと言う名前は、14世紀、スマトラの王子がトラをライオンと見間違えたことにより、
サンスクリット語のライオン/Singa に、都市を意味するプラ/Pura とを結びつけ、Singapura/Lion Cty となった。
この Singapura と言う国名は、お札にも Singapore と共に刷られている。

マーライオン Merlion
マーライオンは、シンガポールの国名の由来ともなった伝説の獅子と、
港町シンガポールを表す魚をてかたどっている。
マーライオンは、シンガポールの象徴でもある。
マーライオンは、1972年に完成し、
シンガポール川がマリーナ湾都で会う場所にあるマーライオン・パーク/Merlaion Park に、
8mの純白の像が立っている。
マーライオンは、この像の他に、マーライオン・パークに小さなマーライオン像と、
高さ37mの巨大なマーライオン・タワーがセントーサ島/Sentosa Island にも立っている。

Merlion
Merlion
Merlion
Merlion

シンガポール What is Singapore
 チャンギ・エアポートに着いてまず驚く、これがアジアなのかと。
 今では、シンガポールのほか、マレーシア、香港などアジアの匂いのないエアポートが多くなったが、
それまでは、初めて、シンガポールのチャンギに降立つと、何か落着かない。
想ったアジアとあまりにも遠いからだ。

 車で、チャンギからホテルの多いオーチャード方面に走ると、公園を思わせる高速道路、その両側に林立する高層のオフィス・ビル,アパート群、そしてオーチャード。
 オーチャードは、世界の華麗な1マイルである。世界のブランドが雅やかなビルに並ぶ。それに、世界から、特に日本を含む近隣諸国からの観光客が、群る。オーチャードの名物、C.K.タンの中国風の多塔風の建物も、かえってエギゾチックに感ぜられる。

 1970年代のシンガポールには、オーチャードにも、シンガポールのあちこちに、アジアがあったように思う。手作りのアジアと雑然としたアジアが。今、近代化とは、無味乾燥とした表面の西洋なのかと思うことがある。西洋には、西洋の歴史が街に残りながら変化している。アジアは、継承を基盤とせず、破壊から変化する。日本にも共通したことであるが、シンガポールよ、何処へ行く、と思う。益々アジアの匂いのなくなるシンガポール。

 日本から多くの人々が、シンガポールを、新加坡をどう思って、今日も、訪れるのだろうか。

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