台湾の選挙：

　台湾の選挙は凄まじい。道路を色々な色の旗が占拠する。旗の色により、国民党、民新党、新党などが分かるという。１９９８年１２月は、大統領選挙の前哨戦と言うことでかなり活発だったようだ。台北、高雄の市長選挙もあり、台北は国民党が奪回、高雄は民新党が市長に選ばれた。真ん中の写真は高雄市の場合であるが、大きな候補者の看板が掲げられる。

台湾名物・檳榔：

檳榔は、台湾の不思議な風習である。台湾男性が歯を黒くして、不思議な木の実を食べている、これが最初に見た感想である。びんらんは、椰子の木になるドングリのような木の実で、これに灰と何かの葉っぱを巻いて売られる。味は、苦いドングリといった感じであったように記憶する。とても食べられた物ではなかった。よくもまあこんなものをという記憶だ。麻薬ではないが、多少そのようなもののようで、問題は歯を悪くすると言う。健康に必ずしも良くないので、禁止の声もあるようであるが、これにたずさわる人口はかなりと想像され、大きな産業である。
　檳榔の店が又面白い、檳榔売りの店は、若いミニスカートであったり、着飾った美しい小姐が、必ずと言っていいほど、小さな専門の店に座っている。その小姐目当に檳榔を買いに来るようだ。台湾独特の風景だ。

(Taiwan 2)